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原木の減少

ウバメガシひこばえ

ウバメガシのひこばえ

紀州備長炭の原木は主にウバメガシ(姥目樫)で、紀州特に紀南地域に多く自生しています。
このウバメガシが最近減少傾向にあります。
(もう少し正確に言うと切り出しやすいウバメの山が少なくなってきていると言うことになるでしょうか。)
本来ウバメの木は伐採後の株からひこばえが生え再生していきます。
しかしこの非常に密度の高いウバメガシという木は成長速度が遅く、他の植生がよりはやく生い茂ってしまうということがあります。
従って一旦伐採したウバメガシの林が数十年後に同じ割合でウバメガシ林として再生するかといと難しいところです。
更に根本的な問題として戦後の拡大造林で多くの自然林が植林に植え替えられたことが何より紀州の地にウバメガシ林の減少をもたらしたことは否めません。

後継者不足

ウバメガシ伐採・山作業

ウバメガシの伐採風景

紀州備長炭の製炭者は多くが零細な個人あるいは家族での経営です。
大変に過酷な重労働であり、かつ危険な作業であること。
加えて経験と勘に頼るところが大きい極めてローテクな世界です。
どこの田舎でも同じことが言えるのでしょうが、職の選択肢が昔のように限られているということはありません。
紀州備長炭の生産地においても後継者の減少という現実は避けられないところです。
更に原木の減少という問題は焼きたくても焼けないというジレンマも抱えて問題を複雑にしています。
 

紀州備長炭の価格動向

紀州備長炭

紀州備長炭

紀州備長炭の価格はここ数年(2013年9月記載時点)上昇しています。
主に原木の減少で生産量が減ってきている一方で需要は極めて高い為、需給のアンバランスから価格が絶えず上昇してきているという現状です。
在庫不足が絶えず生じ生産地問屋、消費地問屋などが言わば炭の取り合いを演じているといった様相です。
工業製品ではなく簡単に増産などできないのはもちろん、原木の減少という根本問題の解決手段はなかなか見いだせないことから短期的にはこの需給アンバランスは解消されないと思われます。